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四季折々の写真・俳句集

aki1933.exblog.jp

写真と俳句で綴る日々の記録

秋澄めり 注文の多い賢治展  語り部になりたき秋や賢治読む

 快晴に恵まれた土曜日、次男と鎌倉の友人と神奈川近代
文学館で開催の「賢治と司修」の絵本展に行きました。入口
で渡されたクイズの回答をしながら、宮沢賢治の遺作原稿や
司修の絵本原画を楽しみました。
 私が賢治の童話の世界を知ったのは、終戦後の広島県女
一年の時でした。焼野原となった広島、旧被服廠の赤煉瓦
倉庫の校舎、教科書さえろくにない国語の授業に宮沢賢治
童話を先生が朗読してくださいました。「注文の多い料理店」
でした。その序文、わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもた
ないでも、きれいにすきとおった風を食べ、桃色のうつくしい
朝の日光をのむことができます。・・・(略)、これらのわたくし
のお話は、みんな林や野原や鉄道線路やらで、虹や月明か
りからもらってきたのです・・・・。けれどもわたくしはこれらの
小さな物語の幾きれが、おしまい、あなたのすきとほった
本当のたべものになることを、どんなに願ふかわかりません。
 この序文が、入り口に掲げられておりました。
 国語の先生は、このことを生徒たちに伝えたかったのだと
今に至り思います。
 司修の「ブスコーブドリの伝記」のブルーの原画に魅せら
れました。帰りに迷わず絵本を購入しました。出口に東北の
子供たちに送るメッセージをと書かれていました。クイズや
メッセージに忙しい、注文の多い展覧会?を楽しみました。

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             文学館前より横浜ベイブリッジを望む
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by aki1933 | 2013-09-23 17:03 | Comments(0)