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四季折々の写真・俳句集

aki1933.exblog.jp

写真と俳句で綴る日々の記録

わが織りし服着て秋の旅にあり   癌癒えよと祈りつつ織る星月夜

 私は発達障害者の施設にボランティアとして織物や作品
のミシン縫製に通ったり、親の会の会報や機関誌の編集で
忙しく暮らす毎日でしたが、ここ10年間は、夫の晩年の
癌との闘いとの付き合いでした。幸い一旦は治癒して、
何事もなかったように日々を送りました。
夫と彼の妹や次男坊も道連れに、海外旅行も楽しみました。
  そして、再発、入退院を繰り返す中で主人に着てもらい
たくて、スコットランド製の糸を使い、ガンクラブチェックの
服地を織りました。テーラーに仕立ててもらいお気に入り
の上着でした。写真は表参道で開催された織展に展示を
していただいた時のものです。(この時私は介護中に転倒。
鎖骨を強打してしまいました。鎖骨関節脱臼テーピングを
しています。大変な痛みでした。)
 ご指導下さった明石恵子先生との出会いが、とても嬉し
かったことなので、記録します。 インターネットで検索すると
スコットランドからの輸入糸を扱う工房タリフが、清瀬に
ありました。早速連絡を取り、明石恵子さんをお尋ねして、
色々とご指導をいただきました。先生は自由学園で織を
学ばれ、その後英国に留学、タリフでディビット先生の元で
織を学ばれた方です。
 個人輸入のスコットランド製の工業用の糸は50色、
とても落ち着いた色調で、織り上がり縮絨すると本当に
素晴らしい風合いに変化します。私は自宅に織り機を
持っていますので、お教室に通いながら、何枚もの
タータンチェックのマフラーを織りました。
恵子先生いわく、チェックの魔法にかかったみたいでした。
無心に機に向う時間、夜遅くまで地下の部屋で織り続けて
いると、心配して夫がのぞきにきました。
そうして出来上がった上着、よかった!と心から思います。

 
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by aki1933 | 2012-10-21 17:27 | Comments(0)